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こども発達支援「もみじのて」

東京と福岡で50年にわたって幼児教育事業をやってこられた「福岡幼児学園」の保育園事業の母体である「信正会」が、2025年秋から児童発達支援所を新たにスタートされるということで、その施設のブランドづくりのクリエイティブディレクション、ネーミング、ステートメント、パンフレットづくりを担当いたしました。

この仕事を通じて、日本におけるこどもの発達障害などの問題を広く深く捉えた経営者の方の志に触れて、これからの時代にいかに多様なこどもたちの教育の居場所やあり方、保護者の方へのサポート環境などが大事であるかを実感しました。

「もみじのて」というネーミングは、もともと同社が東京を中心に展開されている「もみじ保育園」との連携施設ということで、地域のみなさんに親しまれている「もみじ」の名称はそのまま使用して、そこに2文字「のて(手)」をプラスして、もみじブランドの信頼感とこのブランドが目指していく世界観を表現しました。

ロゴのイラストは長年この「もみじ」さんでイラストを描いてくださっているながしまひろみさん、ロゴデザインとアートディクションは森智明さんです。ロゴマークは、もみじにも見えるし、手にも見えるキャラクター。ここから羽ばたいていくこどもたちへの願いを「て」の部分で『風』を表現しています。また、お問い合わせをいただいた保護者の方にお渡しするパンフレットには、オリジナルの折り紙付き(裏面にはステートメントを掲載)。親子で一緒に遊んでもらえたらという考えのもとオマケをつくりました。

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